〚美ボディの法則〛理系に進んだから理解できた食べ物の重要性
こんにちは、サラです♪
私が初めてダイエットを始めたのは高校生の時でした。ダイエットに目覚めてからは、体に良い食材を自分なりに研究するようになりました。
興味を持って色々と調べていくうちに、
- 「免疫力を高めるためにはビタミンCがいい」
- 「お肌のためにコラーゲンを食べたほうがいい」
- 「高血圧の人はカリウムを摂取しましょう」
などなど、色々な情報を得ることが出来ました。
ですが、そういった知識では満足できませんでした。
- なぜ免疫力にはビタミンCが効くのか?
- なぜコラーゲンはお肌にいいのか?
- なぜ高血圧にはカリウムが有効なのか?
言われているからには理由があるからに違いない。
私はその「なぜ」を解明したい。具体的な理由が知りたい!
根拠を理解した上で、体に本当にいい食材を自分で判断出来るようになりたい!
そう思い、理系の道に進むことを決心しました。
生物の偉大さ
理系として勉強していく中で感じた一番のこと、
それは生きてるってすごい。ということです。
今この瞬間も、無数の化学反応が上手く作動しているから私たちは生きていけるのです。
その無数の化学反応全てが上手く合わさって、きちんと歯車が回った結果=生物。奇跡でしかないと思っています。
化学反応には複雑なものが多く、加えて数が尋常ではないので、時々誤った化学反応が起こってしまうことがあります。
けれど、間違った場合でも、ちゃんと修復出来るメカニズムが備わっています。バックアップもしっかり組み込まれているのです。
食べ物と生物
私達は食べ物を食べることによって、その食べ物を分解して、栄養素を吸収します。
吸収された栄養素は、血液を巡って体の様々な部位に届き、役割を果たしてくれます。
様々な化学反応が正しく行われるには、色々な栄養素が必要になります。
まさに、「You are what you eat(=あなたはあなたの食べるもので出来ている)」ですね。
体内で作られる栄養素があれば、摂取することでしか補給できない栄養素もあります。
例えば必須アミノ酸は体内では作れないので、食べ物から摂る必要があります。だから「必須」と言われているんですね。
巷で話題の間違った知識
生物の「なぜ」を学ぶことにより、何を信じていいのか、というのを自分で判断出来るようになりました。
例えば冒頭で申し上げた「お肌の為にコラーゲンを食べたほうがいい」は科学的に間違っていることを例にとってみます。
コラーゲンは、お肌のハリと弾力を保つために必要な成分です。
お肌のコラーゲンが減ってくると、シワが出来ることはよく言われていますよね。
私も以前はお肌のためにコラーゲンパウダーをコーヒーなどに混ぜて飲んでいました。
実際にコラーゲンが減少すると、お肌のハリがなくなり、シワが出来やすくなってしまうのは事実です。
しかし、コラーゲンを摂取したからといって、そのコラーゲンがそのままお肌に届き、肌のハリを保ってくれるわけではありません。
コラーゲンはそもそも何なのか?を考えると、見方は変わってくると思います。
そう、お肉に入っているのと同じ、たんぱく質です。
お肉を食べると、どうなるでしょうか?
コラーゲンも同じです。「コラーゲン」という物体が吸収され、お肌に到達し、役割を果たす訳ではないのです。
お肉と同様、お腹の中で分解され、お肉と同じようにアミノ酸として吸収されます。
なので、コラーゲンを摂取しても、体内ではお肉を摂取するのと同じことが起きているのです。
コラーゲン以外でも、酵素も同じです。
一時期ブームだった酵素ダイエットも、酵素を摂るということは、たんぱく質を摂っていることと何ら変わりはないのです。
もし酵素ダイエットで痩せる場合は、酵素の作用というより、食事置き換えで摂取カロリーが減り、体重が落ちた、という感じですかね。
もし仮に野菜の酵素が分解されず体内に吸収されたとしても、人間の酵素ではないので、アレルギーのような反応を起こします。危ないです。
こんな感じで、メディアの情報に左右されず、自分で考えて判断出来るようになったのは、理系に進んだおかげだからと考えています。
バランスよく食べることの大切さ
理系が・・・など色々と書かせて頂きましたが、
これは単なるサラの趣味です。独り言です。オタク精神です。
お伝えしたいことは、様々な化学反応をしっかり支えるにはバランスよく食べた方が良いということです!
バナナダイエットやリンゴダイエットをしたら、摂取カロリーは減って一時的には痩せられるかもしれませんが、
人体が必要としている栄養素を補給するには、一つの食材では難しいのです。
理系の矛盾
科学の研究では、同じ結果が出たとしても、見る人が違えば解釈する方法も違います。
また、試験管で起こっている化学反応と、色々な要素が影響する体内の化学反応では、結果が違うことがあります。
試験管での結果が証明されてるものも、体内ではもしかしたら思ったように作用していない可能性があります。
例えば、ビタミンCが免疫力を高める効能は立証されているのですが、
それが実際に私達の体の中に入って、免疫力を高める役割を発揮してくれるのか、というところまではわかっていません。
科学者によってはビタミンCは体内で作用している。と言う方と、
ビタミンCは試験管の中では作用しているが、体内で作用しているとは考え難い。と言う方がいます。
解釈の違いがまた科学の面白いところでもあると思っています。
面白い反面、様々なダイエット理論が巷に広がってしまう要因となっています。
結局カロリー制限が効果的なのか、糖質制限が効果的なのか!?
ここは多分、本当の意味で解明されることはない(もしくは将来、科学の技術が発展するか)と私は思っています。
まとめ
色々と書かせて頂きましたが、結局何が本当に正しいかは誰も理解していないので、自分なりに色々と実践してみて、自分の健康論を持つことが一番なのでは、と考えます。
私にとっての健康論は、バランス良くしっかり食べてしっかり運動すること!そして楽しむ時はしっかり楽しむ!
皆さんもご一緒に、健康法を模索していきましょう♪
<まとめ>
- 生き物ってすごい
- ネットで拡散している情報を全て鵜呑みにしない
- 科学は人によって解釈が違うので、矛盾があることを知る
- 矛盾を知った上で自分に合う方法を探す